はじめに
初めまして。
これから私の育休の経験を書いていこうと思います。
私は、関西のごく普通の株式会社に勤めて、まる4年が終わろうとしています。
2年8か月で結婚し、3年と10か月が経つ頃に妻が出産。
この機会にまる4年が経ったことになる4月1日から、3か月間の育児休暇を取得することに決めました。
目的はもちろん「我が妻と協力し、我が娘をこよなく愛し、育てること。」
きっと素晴らしい時間になるし、できる。私自身はそう思っています。
毎日をどう過ごそうかはまだ具体的に決められていないのですが。
とはいえ、世間ではまだまだ"男性の育休"は充分に共感が得られていないように感じました。
なぜなら、同僚の「(育休を取ると言ったことに対する)おお、いま流行りの!」という返答や、ひどい場合は「(タイミングが悪いので)育休の時期をずらせないか?」といった相談さえ、実体験としてあったからです。
ただでさえ期初でばたばたするタイミングだし、その上 感染症対応であちこちの統率が取れていない状況なので、「いま取るべきじゃない」という気持ちも分かります。
しかし、あらゆる状況において、一国民の育児を他国民が否定することは、望ましくないと思ったため、否定されても権利を主張していこうと思いました。
私は全国民のその主張が等しく保証されるべきだ、と信じています。
うちの会社では、男性の育児休暇は制度上は1年まで認められます。
世間的にはきっと恵まれているほうでしょう。
しかし、もっともっと浸透していって欲しい。
男性が育児に携わることを、全国民が当たり前と考え、私が言われたような"違和感"の残るコメントが出ないようになって欲しい。
そして、少なくとも「キャリアより育児のほうが大切だ」と考えるすべての国民が、もちろん私の同僚も含めて、育児休暇を遠慮なく取れるような世界であって欲しい。
こういった想いを込めて、3か月間の育児を記録し、公開していきたいと思っています。
それではどうぞ、よろしくお願いします。