育休しましょう

会社員の育休日記です

一か月検診

こんばんは。真夜中ですが夜泣きが収まらないので、抱っこしながら簡単に書こうと思います。

 

先日、一か月検診に行ってきました。妻と第二子と僕の三人で、出産した病院を訪れます。母体の回復状況と新生児の成長状況を診てもらうイベントです。

コロナ禍のため、父や祖父母が付き添いとして診察室に入ることは禁止されていました。コロナ前なら大丈夫だったのかも知れません。

病院のロビーにいることもやや躊躇われたため、僕は車の中か近所のカフェで読書でもして待とうと、当初は思っていました。が、これは甘い見通しでした……。

 

母子を送り届け、病院を出ようとしたときに妻から電話が入りました。曰く「検尿があるから子を預かって欲しい」とのこと。慌てて戻り、採尿の間は僕が預かりました。

その後も何があるか分からないので、やっぱりロビーにいることにしました。

 

この判断は良かったもので、子の診察が終わり、妻の診察の間はずっと僕が預かっていました。そんなに長くはかからないだろうと思ってたのですが、結局1時間以上は僕が抱きっぱなしでした。この間ずっと妻が子を抱いていたらと思うとかなり大変そうですね。

途中、持ってきたお湯でミルクを作り飲ませ、おむつも替えています。ミルクを吐いちゃって周りの人に助けていただくなんてトラブルもありつつ……。

最終的にちょうど3時間 病院にいました。予想以上にかかった半日イベントになりました。

 

周りを見渡してみると、ほとんどの方がパートナーや祖父母と一緒に来ているようでした。母子のみで来ているかたはごく少数。僕も、カフェに行こうという浅はかな考えは反省しないといけません。

産婦人科もある病院ですし、母子のみできても何らか手は貸してくださると思います。が、こうした日々の通院対応でも家族のサポートは望まれるなあと思いました。

出産当日の上の子問題

こんにちは。
きょうは、今回の出産で初めて気が付いた問題に言及しておこうと思います。

 

まず前提として再確認しておきますが、現行の労働基準法では、男性は産前休業は取得できません。産前産後休業が、出産前後の女性のみ対象になっているためです。

昨年報道された改正育介法により、通称「産後パパ育休」が今年の10月1日から施行されます。しかし、これも取得時期は「子の出生後」となっているため、やはり産前には休業できません。

ちなみに女性には産前休業があり、予定日の6週間前から休業となります。その時点で持っている有給休暇を足して、産前は長めに休むというパターンも多いと聞きます。

 

今回初めて気付いた問題はタイトルの通りです。もっと正確に表現すると、「第二子以降の出産で、夫の就労中に妻に陣痛が来たら、第一子は誰が面倒を見られるの?問題」です。

妊婦が慌てて病院に駆けつけたとき、あるいはもっと切羽詰まって救急車を呼ぶとき、年端もゆかない第一子がいたらその子はどうなってしまうのだろうという懸念です。

 

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出産当日〜退院までのワンオペ

こんにちは。

 

前回の投稿でも書いた通り、先日 第二子が出生しました。きょうは、その頃のワンオペの内容……辛かったこと、良かったこと、忘れてたことなどを書き残しておこうと思います。

 

通常、母と新生児は、出産から4〜5日ほどは継続してその産科に入院することになります。

目的はいくつかあると思うのですが、まずひとつは出生後の経過観察や体調の回復です。急な容態変化があった場合に、ナースステーションがあり当直の医師がいる環境なら対応してもらえる安心感が大きいですね。

それから、授乳や沐浴など、育児の第一歩目を母が具体的に学ぶことも重要な目的です。両親学級などで事前に学ぶ人も多いと思いますが、実際の乳児を扱うとなると話は全然違いますから、それを熟練の助産師から教えてもらえるのは良いことですね。

 

入院日数はそれぞれの病院によって変わります。また帝王切開手術が行われたり経過で不調が確認されたりすると、日数は延長することになります。

ちなみに、病院ごとに出産費用の設定は異なりますが、入院費用は出産育児一時金(42万円)の中には含まれていません。実際に支払う出産費用って出産育児一時金ではまかないきれず足が出ることが多いのですが、このひとつの要因にもなっています。個室を選んだり、日数が延長したりすると更に費用は かさみます。

 

というわけで、産後の母が入院している期間は、第一子の面倒を母が見ることはできません。祖父母などの親族を頼ることも場合によっては可能です。しかし私たちの場合は、両祖父母が現役ということと、僕が面倒を見られる自信があったことから、僕でワンオペすることに決めました。

 

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保育園が閉まっていたので、妻と第二子の入院中はほぼずっと、僕と第一子のふたりで家にいました。どこかに遊びにいくこともできず、けっこう退屈な日々をふたりで過ごしました。

今回の出産前後は、第一子の保育園はちょうど休園となっていました。そのため、僕は勤務先と相談して出生前から臨時休業となっていました。これは小学校休業等対応助成金がありますので、該当する方はぜひ参考にされてください。

 

先にも触れた通り、ワンオペでの保育活動自体に懸念は特にありませんでした。とはいえ最初の数日は母がいないことに寂しさを感じ、「まま~!」と泣くこともありました。僕の言うことにまったく聞く耳を持たない……というわけではなく、手を焼いたわけではありません。が、母がいない理由を理解も納得もできないでしょうから、横で見ていてなんともいたたまれない気持ちになっていました。

 

また、長時間一緒にいることで、ストレスはどうしても溜まってしまいました。やれる遊びのバリエーションも少なく、なるべく観せたくないテレビに頼らざるを得ない時間も長くなっていきました。さらには僕が作った料理を食べてくれないことも多く……。

大きな声で泣くときについては、賛否両論ありそうですが「僕がヘッドフォンをする」という作戦で乗り切ったこともありました。泣き声をある程度 遮断し、さらに気分転換になる音楽やラジオを聞きながら、抱っこ~寝かしつけに挑めるという利点があります。充分に泣き声が聞こえない分 目を離すわけにはいかないと思いますが、大きすぎる泣き声に疲弊しストレスを溜めてしまうことよりはよほど良いと思います。

 

これは忘れていたこととしての後悔でもあるんですが、第一子に「きょうだいが来るんだよ」ということを、もっと積極的に伝えていればよかったと思いました。具体的には、妻が撮影した第二子の写真を一緒に眺めたり、その上で第二子の名前を教えてみたり。

そうは言ってもまだ2歳ですので、きょうだいという概念もまったく理解できないと思います。が、それでもこれをしたかどうかで、理解の進みは違ったんじゃないかなあと、いまあまり触れあわないふたりを見て少し感じています。

 

 

色々書いてみましたが、これといった大きなことはそこまでありませんね……。笑 育児には慣れていたので、4-5日間は大きな波風なく生きられたと思います。そもそも外出も面会もできなかったので、波風の立ちようもなかったんですけどね。

次は、私たちふうふも悩んだ、いつ産まれるかによって第一子をどうすれば良いか?問題について、少し調べて、また私たちが考えていた行動フローを記し残そうと思います。

第二子が産まれました

こんにちは。

特にブログを更新しなかったので突然の発表になりますが、、数日前、いよいよ第二子が産まれました~!!

 

感染拡大防止のため、立ち会いは禁止されていました。ビデオ通話を通して見守る出産となりました。頑張る母の姿を第一子に直接見せてあげたかったものの、少なくともビデオ越しにはほとんど興味を持ってくれなかったので、現地に行けていてもあまり効果はなかったかもなと思いました。まあ、1歳11か月だと仕方ないですよね。笑

第一子のときは陣痛から8時間ほどかかったのですが、今回は2-3時間ほど。経産婦だからというのがあるのかも知れませんが、あっという間でした。

 

当初の作戦では無痛分娩にする予定だったのですが、あまりにあっという間過ぎて麻酔を打つ時間が取れませんでした。というのも、無痛分娩をするなら、病院に到着してからPCR検査を受け、陰性であることが確定してから麻酔を入れていくことになる、という流れだったのです。

※普通分娩なら陰性証明は要らないの?という疑問に対してですが、何か詳しい条件や前提があったんですよね……パッと思い出せないのですが……

 

無痛分娩にすることの最大の狙いは、産後の体調崩れを軽減することでした。初産のときは力を込めていきむ時間が長く、その分だけ産後の筋肉痛が続いていました。数日では回復しきらず、1か月くらいは何かしら体に違和感を覚えていました。出産って大変ですよね。

心から尊敬しますし、感謝し、労わりたいと思います。そのために、今回もしっかりと育休を取るように進めています。

一方で、無痛分娩の費用負担がなくなったのは嬉しい予定外でした。まずはそれで美味しいものを食べることから始めます。

 

退院するまでの数日間は、第一子と僕とでの二人暮らしになっています。その模様はまた後日お届けしたいと思います。

コロナ禍の育児の過酷さ

こんばんは。

2週間前にアップした「ママたちの"緊急事態宣言"について」という記事に関連して、追加の宣伝を書いておきます。というのも、NHK大阪放送局にあるかんさい熱視線というドキュメンタリー(?)があるのですが、その番組でこのテーマの回が放送されたのです。

アーカイブで観れるので興味がある方ぜひご覧ください。って、宣伝するのが遅すぎますよね。本放送までに宣伝すべきところでした。笑

 

www.nhk.jp

 

ざっくり言うと、コロナ禍による他人とのかかわりを持てない・構築できない環境が、出産~乳幼児育児にあたる親に特に精神的ダメージを与える...というお話です。

母は父の出産立ち会いを希望できない。そもそも里帰り出産もできない。産後も実家の親たちどころか、友人知人やご近所さんも頼れない。両親学級のようなものもママパパ交流会の類のものもどんどんなくなり、地域によっては役所の産後2週間検診も中止になるとか・・・

こうして書き出して並べると、本当に過酷ですよね。私たちもその最中に第一子を出産しました。かろうじて良かったことを挙げるなら、育休復帰後の在宅勤務の幅が大きく広がったことくらいです。この過酷な状況をなんとか乗り越えられたのは、僕が育休3か月取って、ふうふふたりでガッツリ向き合えたからだと、切に感じています。

 

放送の終盤で繰り返されるように、自分が鬱になりそうなとき、声を上げることはいつだって大切なことです。しかしヘルプミーと声を上げられないような人が、実は私たちの周りにいるのかも知れない。声が聞こえてこないからといって、滅入っている人がいないのではないと思います。

なので、周りの鬱になりそうな人に気づき、耳を傾け、手を差し伸べられるような人が望まれるのだと思いました。そしてそういう人が増えていくような環境だとより良いと思いました。もちろん精神的に参っている人だけではなく、肉体的物理的に困っている人へも積極的に手を差し伸べていきたいです。

放送の中盤で、傾聴ボランティアという方が登場します。素敵な取り組みだと思いますし、僕も参加したいなあと思います。が、それだけでなく、近くに潜んでいるメンタルクライシスのタネにアンテナを張っておきたいと思いました。これは育児だけでなく、就労においても大切な心構えですよね・・・

 

というわけでまとめました。僕も2秒くらいzoom越しに映ります。声は聞こえませんけど。笑

ママたちの"緊急事態宣言"について

こんばんは。

育児休業を取った経験を踏まえ、インタビューを受ける機会がありました。記事になりましたので共有しておきます。

 

www3.nhk.or.jp

 

コロナ禍で子育ての孤独化が一層深刻になっていると感じます。僕自身も第一子が産まれたのが2020年2月。育休が始まった4月以降は、友達との交流はおろか、両実家との往来も限界まで減らした時期でした。僕も育休3か月を取ったことから、最初の緊急事態宣言はふたりで乗り切ることができたと感じています。

 

が、夫が育児に非協力的だった場合は、妻の孤育ては更に深まりそうです。産後うつ罹患率は平時でも1割と聞きますが、コロナ禍では3割にも上ると、記事では言及されています。夫どころか家族や友人、地域の公的サービスにも拠り所を見つけられない妻の窮状は推して知るべしです。

 

では夫として何ができるか。その第一歩を踏みやすいものとして、記事では「料理」「深夜ドライブ」「育児履歴のシェア」が挙げられています。(いずれも僕の言及ではありませんが・・・笑)

僕も第一子の育休のときは料理と育児履歴のシェアはやってました。料理はもっと色々挑戦できたなあという伸びしろも感じます。車がなかったというのももちろんあり、深夜ドライブはできませんでした。また特に夜泣きが激しい産後1か月は里帰りしていたというのもあります。第二子のときは妻のリフレッシュタイムを更に意識的に確保するべく、深夜ドライブも取り入れていきたいと思いました。

第二子が産まれます

こんばんは。ご無沙汰しています。
前に書いた記事から3か月が経ちましたね。2021年も下半期に入り、心機一転 このブログも再開していこうと思います。というか、再開する必要があるのです。というのも・・・

 

タイトルの通り、第二子が産まれます~!!

 

出生予定日は来年2月。第一子は2020年2月なので、まる2歳差になる見込みです。多少は前後すると思いますが。ふたりめは早くなりがちとか言うそうですね。
いまは妊娠20週くらいです。妻のお腹もだいぶおおきくなってきています。出産する病院やふたりの育休計画の具体性もだいぶ伴ってきています。

 

今回の育休ではそのあたりも詳細に描いていこうと思い、改めてブログを再開する次第です。育児休業の制度も変わりましたしね。その内容も文字にしていきたいなと思っています。
また前回に比べていまは、僕自身の育休・育児周りの情報のインプットが増えてきています。それらについてのアウトプットもここでしていきたいと考えています。
そしてなにより育休計画について、前回よりも色々言われ、思っていることがあるという・・・。それへのアンサーを文章にして残しておきたい、という気持ちも強くあります。笑

 

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少し前の十五夜

 

2歳と0歳を抱える予定の、核家族・共働き夫婦の育休奮闘記録。あたたかく見守っていただければと思います。そしてこの情報が、何かしら必要とされるかたのご参考になりますように!