育休しましょう

会社員の育休日記です

コロナ禍の育児の過酷さ

こんばんは。

2週間前にアップした「ママたちの"緊急事態宣言"について」という記事に関連して、追加の宣伝を書いておきます。というのも、NHK大阪放送局にあるかんさい熱視線というドキュメンタリー(?)があるのですが、その番組でこのテーマの回が放送されたのです。

アーカイブで観れるので興味がある方ぜひご覧ください。って、宣伝するのが遅すぎますよね。本放送までに宣伝すべきところでした。笑

 

www.nhk.jp

 

ざっくり言うと、コロナ禍による他人とのかかわりを持てない・構築できない環境が、出産~乳幼児育児にあたる親に特に精神的ダメージを与える...というお話です。

母は父の出産立ち会いを希望できない。そもそも里帰り出産もできない。産後も実家の親たちどころか、友人知人やご近所さんも頼れない。両親学級のようなものもママパパ交流会の類のものもどんどんなくなり、地域によっては役所の産後2週間検診も中止になるとか・・・

こうして書き出して並べると、本当に過酷ですよね。私たちもその最中に第一子を出産しました。かろうじて良かったことを挙げるなら、育休復帰後の在宅勤務の幅が大きく広がったことくらいです。この過酷な状況をなんとか乗り越えられたのは、僕が育休3か月取って、ふうふふたりでガッツリ向き合えたからだと、切に感じています。

 

放送の終盤で繰り返されるように、自分が鬱になりそうなとき、声を上げることはいつだって大切なことです。しかしヘルプミーと声を上げられないような人が、実は私たちの周りにいるのかも知れない。声が聞こえてこないからといって、滅入っている人がいないのではないと思います。

なので、周りの鬱になりそうな人に気づき、耳を傾け、手を差し伸べられるような人が望まれるのだと思いました。そしてそういう人が増えていくような環境だとより良いと思いました。もちろん精神的に参っている人だけではなく、肉体的物理的に困っている人へも積極的に手を差し伸べていきたいです。

放送の中盤で、傾聴ボランティアという方が登場します。素敵な取り組みだと思いますし、僕も参加したいなあと思います。が、それだけでなく、近くに潜んでいるメンタルクライシスのタネにアンテナを張っておきたいと思いました。これは育児だけでなく、就労においても大切な心構えですよね・・・

 

というわけでまとめました。僕も2秒くらいzoom越しに映ります。声は聞こえませんけど。笑