育休しましょう

会社員の育休日記です

もうすぐ娘の誕生日

こんばんは。

もうすぐ娘が最初の誕生日を迎えます。大きな病を患うことなく、1年を迎えられそうでほんとうに何よりです。親として最初の任務である、子を生かす、というミッションを、日々苦労しながらもなんとかこなせていると思います。

 

ひとえに、日々周りで温かく見守ってくださる親族、友人、上司同僚のおかげです。そうは言ってもやはり一番大きかったのは、妻と私がうまく連携できたことだとだと思っています。

 

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ふたりがうまく連携できるようになったのには、私が3か月育休を取ったことが大きかったと、改めて振り返っても実感します。快く送り出してくださった上司同僚の皆様にいま一度感謝します。

 

私たちふたりには、子を育てている親族、友人がほぼいませんでした。育児とはどんなものか、どういう苦労があるのかをリアルに知ることがなく、不安だらけで始まった育児でした。

そんな私たちだったので、ふたりでがっつりと育児に向き合えた効果は人一倍だったと感じています。私が出産前と同様に高負荷な業務を続けていたら、育児に対する不安や苦労が妻に集中してしまったでしょう。

 

育休を経て、私の中での大切なものが仕事から家庭にスムーズにシフトしていきました。もちろん仕事も大切です。しかし家族がひとり増えた以上は、仕事をいままで通りのペースでやってしまうと家庭での活躍具合は相対的に下がることは間違いありません。

このことにしっかりと気付き、家庭進出を加速させることができた一年になりました。

 

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コロナのおかげで在宅勤務、省出張、省残業が当たり前になったことも、私の家庭進出においては功を奏しました。

多くの人が実感されたことだと思います。家族と接する時間が増えた、というようなアンケート結果は多方面で目にしました。

 

しかし・・・世の中にはそれが原因で家族との関係性が悪くなる人もいるそうです。これは本当に悲しいことだと思います。亭主元気で留守がいいなんて言う、夫の存在意義を否定してしまう格言もあります。

 

でもそれって、夫が家庭進出を頑張らなかった、頑張れなかった結果でもあるんじゃないかなあと思います。そしてそれって、企業や国などの社会構造が、男性の家庭進出を阻んだ結果であるとも言えると思います。

 

もちろん、育児家事のスキルがサッパリで、家庭進出できないという男性もいると思います。努力しても足手まといにしかならないから進出せんでくれ!という意見を持つ妻もゼロではないでしょう。

 

だからといって「留守でいてくれ」と言い突き放すのは、家族の在り方としてはあまりよろしくないと、私は思うんですよ。ちゃんと家族で互いに尊敬しあって、居心地よくいられる関係性を構築しないといけないと思うんですよね。

そういう家族関係を構築する足掛かりのひとつとして、子が生まれたら男性も育休を取って、家庭進出を図るということが大切だと信じています。

 

 

 

・・・色々書いているうちにピントがずれまくりました。読み直したら娘の誕生日の話で書き出してて、思わず笑ってしまった。

まあ、育休期間にブログを書くうちに育児周りの社会問題に目が向き、その解決策のひとつとして男性の育児休業はうってつけだと認識した、そんな1年でした。

 

お誕生日おめでとう。あなたを通して父は本当に成長しました。これが、私のこの1年の、いちばんの変化です。次の1年も楽しもうね。