育休しましょう

会社員の育休日記です

すくすく子育て

こんばんは。久しぶりに更新しようと思います。

 

NHKEテレで毎週土曜日21:00~21:29で放送されている、すくすく子育てという番組があります。育児するようになってからちょくちょく観ています。為になる話があったり、心の支えになるような教えがあったりして、いい番組だなあという印象を持っています。

先週6/19(土)に放送されたのがパパの育休というテーマでしたので、簡単に感想を記しておこうと思います。

www.nhk.or.jp

・・・とは言っても↑のNHKのホームページでだいぶ読めてしまうので、僕が特に共感した部分、気になった部分を簡単に抜き出して補足するに留めます。

 

まず、育休を取った感想を聞かれた男性の「育児・家事は夫婦どちらともできるようにしている」という心がけに共感しました。

僕も育児・家事分担について聞かれたら、特に役割分担はせずにふたりともがすべてを担えるようにしておくのが望ましいと思う、と回答するようにしています。理由は、夫婦どちらかが出張や傷病で育児・家事から戦線離脱したときに問題に直面するから。なるべく平時からどちらにも携われるようにしておいたほうが良いと思っています。

あっさり目ではありましたが同じ趣旨のことを言ってくれたので、この主張は視聴者に伝わってそうですね。個人的にはハッピーです。

 

続いて、生後2か月のときから育休を取り始めた男性の妻さんが発言した、「最初は夫が夜帰って来るのが待ち遠しかった」「育休を取り始めてくれてからは話し相手がいるのが救いになった」というコメント。これもとても共感しました。

僕も同じく生後2か月のときから育休を取り始めました。最初の1か月は妻は実家に帰省していたため、その方と同じような孤独感は味わっていません。が、そのような孤独感に包まれる気持ちは想像できます。特に夜ぜんぜん泣き止まないときや、頑張って作ったごはんを全然食べてくれないときは、けっこう絶望します。そうしたときにパートナーがどれだけ一緒に戦ってくれるか、辛さを分かち合えるかはとても大切ですし、今後のパートナーシップを大きく左右するでしょう。

 

そして最後に「夫による育児・家事が充分じゃなかったときに、妻が温かく見守る姿勢も大切」という話もありました。ここも共感できた部分ですが、妻と会話して「これは少し難しい部分もあるよね」ということにもなりました。

僕は育児・家事には比較的慣れているほうで、要領をつかむのも早いほうだと思うのですが、そんなことない男性も多いのが実情でしょう。女性が育児・家事の完成度にこだわるあまり、ギスギスしてしまっては貴重な家族時間がもったいないと思うのです。

なので、完成度に対してはいくらか寛容になれると良いな・・・と思うのですが、これも少し理想論かも知れないと思いました。妥協も必要だ!という理想が、頭では分かったとしても、それでも感情がついていかない人も多そうだ、という感覚です。

夫婦で育児・家事の完成度の妥協点を話し合って見つけていくようなプロセスは大切です。それを子が生まれてからやろうとするのでは、遅いということなんでしょうね。同棲生活が始まった時点から家事を分担し、レベルを丁寧にすり合わせ、折り合いをつけていくという家庭運営の力を育てていくことが大切なのかな、と思いました。

 

ゲストの天野妙さんは、僕も過去読んだ『男性の育休』(PHP新書)の共著者でもいらっしゃいます。男性の育児休業を広めることに対しとても熱意をお持ちで、男性の育児休業にまつわる誤解や、取得の必要性についても丁寧に解説してらっしゃいました。男性の育児休業の義務化(雇用主から被雇用者への周知義務)の法律策定にも、強くロビイングされています。この本もとても良かったので、育児休業考えていらっしゃる方は是非。

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番組で紹介されたやりとりはホームページを読めばだいたい分かります。残念ながら、6/26(土)12:00~12:29の地上波での再放送と、NHKプラスでのオンデマンド放送期間が終わってからの記事となりました。ぬかった・・・。