育休しましょう

会社員の育休日記です

男女共同参画白書1

こんばんは。

妻と私の布団を夏場仕様に衣替えしました。
冷感敷きパッドとブランケットに替えた程度です。
娘の部分は特に何も変えていません。

というのも、きのうきょうと起きたら私が掛け布団を蹴り飛ばしてしまっていて。
夜のうちに暑くてやってしまってたと思うんですが、もし娘の方に布団が吹っ飛んで娘が息できなくなってしまって朝を迎える...なんてことがあったら怖いと思ったためです。
かなり薄手のブランケットに替えました。そんなことにはならないと思いながら、今夜は布団にもぐります。

 

先日から読みたいと思っていた男女共同参画白書について、概要版を読み始めました。
きょうのところはpdfの14ページ目まで。概要版は全部で27ページ。文字が多くて目と頭が疲れます。
この白書は二部構成になっており、平たく言うと一部が現状分析、二部が実現に向けての方策です。
令和元年度版は一部の前半で"学び"にフォーカスした特集が組まれています。
ほとんどのページでは上部に結論が、下部にそれを裏付けるデータやグラフが、あるいは参考情報としてのコラムなどが、配置されています。

 

ここまで読んでのざっくりの感想ですが、結論として主張されていることは至極まっとうだと感じます。
内閣府が発行する白書なので当然といえば当然でしょうか。
結論の中で私の感覚と大きく異なったところは、7ページ目から以下の結論です。

女性より男性の方が性別を理由とした制約や推奨を受けている

裏返せば、男性より女性の方が自由な進路選択をできている、ということでしょうか。
「女性も社会進出すべき」とする風潮が高まっている一方、「男性は稼ぎ頭として安定した職へ就くべき」という残り香が目立ってきているのかなと思いました。

しかしそうは言っても女性の理工学研究者比率は圧倒的に小さく、そこへの進路の開かれ方が不充分であるということが続きで述べられます。
酒造メーカから化粧品開発のコラムはまさに女性研究者が活躍した事例で、男女共同参画社会の必要性を露(あら)わにしますね。

続く"学び直し"についての観点も非常に面白い。
出産や育児からの復職・再就職時に改めて知識教養の学びが必要であるため、学び直しの体制が求められるということですね。
私の妻は育休から元の職場に復職する予定ですが、世にはこのタイミングで再就職する方もいらっしゃるでしょうから。
そう考えると、ここにもパパ育休制度の活路があるように感じます。

 

その他、多くのグラフで女性 男性の順で凡例・データが書かれている点や、棒グラフは女性がオレンジ、男性が黄緑になっている点も、男女共同参画局としての矜持を示していると感じました。
見やすい表示を追求せず、両性別の順やカラーイメージの固定化回避を目指す姿勢は、現代社会では必須だと思っています。

 

概要版は残り半分程度ですが、全体版もできれば読みたい...ですが一部だけで90ページあってげんなりしています。
読み込めば、男性の育児休暇をはるかに超えた内容が書かれているため、ブログの主旨から逸脱しそうですが、まあまあ、私の興味に任せて進めさせてください。

 

ちなみにきょう着手するぞ!と決めたのは、きょうまさにジェンダー関係で少し嫌な思いをしたからです。
現代社会のテーマのひとつなので、しっかり勉強したいと考えています。

 

[参考]
 令和元年度版 男女共同参画白書(概要版):http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r01/gaiyou/pdf/r01_gaiyou.pdf