ベビーカー、男女共同参画社会基本法
こんばんは。
きょうは2回目のお散歩に行きました。
抱っこ紐ではなくベビーカーを使いました。友人からお下がりでいただいたものです。
最初は、私が抱っこ紐を装着して娘を抱いて行こうと試みたんですが、サイズが小さくて娘が苦しそうだったので止めました。
体格差のある夫婦が同じ抱っこ紐を使うのは無理があるかも知れませんね。
午前中に買い物と合わせて町を一周ぐるっと回りました。
ベビーカーは妻がほとんど押し、私はカメラでパシャパシャしていました。
娘の衣服は家の中にいるときとまったく同じです。素足に直射日光が当たり、それが少し気になりました。
ベビーカー、妻は抱っこ紐に比べてずいぶん楽そうです。肩や腰などへの負担がないためです。
家の近所の歩道が、舗装が乱れていたり狭かったりするので、娘にとってはそれが危険かも知れません。
交通量はそこまで多くないので、交通ルールを守っていれば大丈夫かなと思っています。
この調子だと小児科までもなんとか行けそうですね。
あしたかあさってにチャレンジしてみようかと思います。
先ほど時間を確保して「男女共同参画社会基本法」を読んでみました。
いま私が解決しておきたい疑問のひとつに「なぜ国として"男性の育児休業"を推進しているのか?」というのがありました。
少し前に厚労省のホームページで色々見てたときに、根底にこの法律があるという要旨の文言を見たため、いつか読んでみようと思っていました。
(どこのページかは再度 見つけ出せず...ごめんなさい)
私は法律文にはたいそう疎い者ですが、全文が内閣府のホームページで公開されていましたので読んでみました。
私の疑問に対する回答が示されているのは、以下部分と感じます。
まず前文から、
少子高齢化の進展、国内経済活動の成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変化に対応していく上で、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参画社会の実現は、緊要な課題となっている。
続いて第三条から、
男女共同参画社会の形成は、男女の個人としての尊厳が重んぜられること、男女が性別による差別的取扱いを受けないこと、男女が個人として能力を発揮する機会が確保されることその他の男女の人権が尊重されることを旨として、行われなければならない。
そして第六条から、
男女共同参画社会の形成は、家族を構成する男女が、相互の協力と社会の支援の下に、子の養育、家族の介護その他の家庭生活における活動について家族の一員としての役割を円滑に果たし、かつ、当該活動以外の活動を行うことができるようにすることを旨として、行われなければならない。
平たく言うと、まず、性差に起因する差別的取扱いがあってはならない。
合わせて、少子高齢化社会に対応するために、性差に関わらず個性と能力を充分に発揮できる機会が確保された社会であることが望まれる。
そして、夫婦が夫婦同士協力しあって子の養育などの家庭生活などを行える社会であることが望まれる。
こんなところだと思います。
「共働きが増えている」といった具体的社会背景には触れられていませんが、その状況も含めた"経済活動の成熟"が、"家庭生活"への参加の機会均等化を目指す必要がある、と理解できます。
一方、例えば「子の成長に対して男性も主体的に関わることが望ましい」といった、子育てに対して必要なものという観点では語られないものなんですね。
法律文だからなのかと思いましたが、この内容はは育休制度の面からは副次的な産物であり、主目的ではないと納得し理解しました。
その他は、国と都道府県政の関わりなどが書かれていました。
また、年次報告として以下が明記されているのも目に留まりました。
第十二条 政府は、毎年、国会に、男女共同参画社会の形成の状況及び政府が講じた男女共同参画社会の形成の促進に関する施策についての報告を提出しなければならない。
これはどうやら「男女共同参画白書」という名前で年に1度発行されているようで、同じく内閣府のホームページにて閲覧できました。
毎年6/23~29が男女共同参画週間だそうですが、その前に発行されるようです。
おそらく今年もそうですね。なので、近日中に昨年度分のを読み、勉強しようと思います。
[参考]
http://www.gender.go.jp/about_danjo/law/kihon/9906kihonhou.html